財産保持性に優れた制振住宅に関する開発の経過報告(その55 振動台実験における木質制振架構の動的性状と特性⑤)

摘要

提案した制振壁の有効性を振動台実験により立証した。rn以下にまとめる。rn1) 制振試験体は全ての加振において安定した楕円の履rn歴を示した。rn2) 制振試験体のE1/Eの値は全ての加振で高い値を示し、rn加振が大きくなるほど高くなる傾向がみられた。rn3) 制振WV1試験体のEの値は耐震試験体と同程度で、rn最大応答変形は小さな値を示した。rn謝辞 本論文をまとめるにあたり、大型耐震実験施設rnを貸与頂いた国立研究開発法人防災科学技術研究所おrnよび御子柴正主任研究員に厚く御礼を申し上げます。