東日本大震災後の低平地の発生状況に関する研究: 宮城県石巻市を事例として

摘要

2011 年3 月の東日本大震災の発生から、約7 年が経過rnした。政府は、発災直後の2011 年8 月に策定した「東日rn本大震災からの復興の基本方針」にて、復興期間を2020rn年度までの10 年間と定め、2011 年度から2015 年度までrnの前半5 年間を「復興集中期間」、2016 年度から2020 年rn度までの後半5 年間を「復興・創成期間」として位置づrnけている。復興・創成期間の中間地点にあたる現在は、rn基幹的な復興事業については概ね目途がたち、仮設住宅rn等に仮住まいしている住民が土地区画整理事業等の終了rnを待っている状況にある。