ネパールの世界文化遺産登録都市における町家の外観意匠に関する研究その10:ネパール・ビハール地震(1934)以降の変化

摘要

本稿は、世界遺産登録都市バクタプルにおいて、度重rnなる3 度の巨大地震による建物の修理や更新を経た町家rnの外観意匠の変遷を明らかにすることを目的とする。rn旧市街地のうち性格の異なるA〜C の3 つの地区（図１）rnの町家を対象とし、2016 年9 月および2017 年9 月に調査rnを実施した。