総合的性能向上を目指した戸建て住宅の耐震改修に関する研究: 耐震改修構工法とその運用に着目して

摘要

耐震改修は人命に関わる重要な工事であるが、費用がrn高いうえに地震が起こるまで効果が見えづらいという特rn徴がある。そのため工事に踏み切れない居住者が多い。rn耐震改修の技術開発や制度整備は行われているものの、rn実施需要が少ない現状を考えると、耐震改修のみを個別rnに行うのではなく、断熱・省エネ性やバリアフリー性等rnの他性能と併せて総合的に向上させる改修は、工事の合rn理化や改修費用、居住者の意識の面でも有効であろう。