たすき掛け筋かい耐力壁の面内せん断性能に関する研究その３：筋かい端部と交差部の接合仕様を変化させた柱同寸筋かいの荷重変形特性

摘要

既報1)によると90mm 角たすき掛け筋かい耐力壁は、筋rnかい交差部の補強が十分であっても端部接合の剛性が不rn足し、壁倍率5 倍に達しないものが多かった。そこで本rn報では、端部接合の剛性確保のため筋かいを柱と同じrn105mm 角としたうえで、筋かい端部と交差部の接合仕様rnを変化させたたすき掛け筋かい耐力壁の面内せん断試験rnを行い、壁倍率5 倍を確保できる柱同寸筋かい耐力壁のrn標準仕様の提案を目的として検討を行った。