厨房における局所排気フードの捕集原理に関する研究( その１４）整流板を設置したフード捕集率の測定

摘要

業務用厨房においては、調理時に発生する調理生成物質rnおよび調理器具の燃焼により発生する燃焼排ガスに長時rn間さらされることから、作業者環境は劣悪なものとなる。rn効率的な換気設計を行うため、既往研究１）では家庭用厨rn房で多く利用されている整流板を導入し、排気量と整流板rn形状による捕集性能の検討を行っている。本報では低放rn射・集中排気型厨房機器( 以下、低放射型機器）を用いて、rnフード下端面に整流板を設置した際の排気量および整流rn板形状が捕集率に及ぼす影響を報告する。なお、本報は既rn報2),3) をまとめ、再編したものである。