伝統的建造物群保存対策調査報告書における風土条件の記載内容の特徴と課題に関する研究

摘要

文献調査の結果、風土条件の記載状況について、地形rn及び市街地形態条件は記載が多いが、気候条件は記載がrn少ないことが明らかとなった。また、気候条件のうち、rn降水については記載が多いが風は記載が少ないことが明rnらかとなった。これらの記載がなかった地区では見直しrn調査を行い、保存対策報告書に記載することが望まれる。rn気候への対策については、建築物の単体及び群での対rn策の記載は少なく、特に、風への対策の記載が少ない事rnが明らかとなった。rn今後の課題としては、今回明らかとした記載状況につrnいて、この結果となった要因について明らかにしていくrnことが必要である。また、今回92 地区の保存対策報告書rnにいて文献調査を行ったが、同様に残りの地区においてrnも保存対策報告書の調査が必要である。