等価線形化法によるリユース部材を用いた鋼構造建物の耐震性能に関する研究

摘要

日本における建築関連の二酸化炭素排出量は総排出量rnの約１/３を占めており，低炭素社会の確立はもはや各分rn野においての緊急の共通課題となっている。著者らも，rn環境負荷削減を目指して建築鋼構造分野においてリユーrnスシステムに関する研究を行っている。rnリユース材の品質の確認・評価にあたっては，既存建rn物より試験片を採取できれば，破壊試験を行う。使用中rnの建物から試験片を採取することが困難な場合には，非rn破壊試験を行う。これらの結果を踏まえて，部材のリユrnースを想定した強度と剛性の低減率を有する鋼構造建物rnの耐震性能を把握する必要がある。