嘉隆帝陵周辺に形成された文化的景観のマネジメント手法としてのェコッ一リズムの可能性と課題: ヴィエトナム・フエ京城都市の変容に関する研究（24)

摘要

フエは，ヴィエトナム最後の統一王朝「阮朝（1802-1945)」の都が置かれた都市で，阮朝時代とその以前に建造された建築は，1993年にユネスコ世界遺産に「フエの遺跡群」として登録されている.本稿で极ぅ阮朝初代皇帝「嘉隆帝」とその親族の陵墓群（以下，嘉隆帝陵と記す.）もフエの世界遺産を代表する遺跡の1つである.