立坑築造ができなしヽ場合のパイプ•イン•パイプ（PIP)工法について: 新技術工法の紹介

摘要

昭和40年代の高度成長期に敷設された管路は老朽化が進み，PIP工法に代表される更新工法による耐震化工事を進められている。しかし，これらの事業が多く計画されるようになると，立坑築造が困難な箇所の存在も明らかとなり，今後の更新計画の推進に支障をきたすことが懸念された。そこで，立坑築造を必要とせず，最小限の地上スペースで施工が行える，鋼製パネルを用いたPIP工法を開発したので新工法につレゝて報告する。