ラジオを中心に放送番組制作 メディア特性を生かして展開 スタジオ·ビーバ代表/入江たのし氏に聞く 街頭大型ビジョンとの連携も模索

摘要

スタジオ·ビーバ代表の入江たのし氏は、1983年にニッポン放送入社。『オールナイトニッポン』をはじめとする数々の看板番組の制作ディレクターとして活躍し、92年に退社した。以後、テレビやラジオの番組企画、ウェブコンテンツのプロデュースなどを手掛け、さらに競馬コラムニストとしても活躍する。2002年には放送批評懇談会理事に就任。同懇談会が主催するギャラクシー賞は、日本の放送文化の質的な向上を願い1963年に創設され、来年で50回の歴史を刻む。10年には総務省の「ラジオと地域情報メディアの今後に関する研究会」構成員に就任し、ラジオ文化の発展にも尽力している。入江氏に活動の現況について聞いた。