「そして父になる」ttに審査員賞 シンプルな構t図で明確な描写「第t66回カンヌ映画祭」報告① 優れた脚本が成功の一因

摘要

カンヌ国際映画祭(以下、カンヌ映画祭)は5月15-26日の12日間、南フランスの保養地カンヌで開催された。66回目を迎えた同映画祭には、日本からコンペ部門に是枝裕和監督の『そして父になる』と三池崇史監督の『藁の楣 わらのたて』が出品された。勢いのある実力派監督2人が登場し、日本のマスコミをにぎわした。