Wスぺース運用調整機関の準備会 特ラ連、放送事業者などが参集 運用調整・受信障害対応の2部会 チャンネルリスト作りも進行

摘要

地上デジタルテレビジョン放送用周波数(470-710MHz)ホワイトスぺースにおいて、特定ラジオマイクおよびエリア放送の運用を確保するための関係者間の連絡・調整・運用調整などを目的とする「TVホワイトスぺース利用システム運用調整連絡会」(以下、連絡会)が17日に発足した。本格的活動に向けた準備会で、後に協議会となる。連絡会は、総務省が開いていたホワイトスぺース推進会議による「ホワイトスぺース利用システムの運用調整の仕組み最終とりまとめ」の内容を踏まえて発足した。1月17日、同省情報流通行政局放送技術課から免許を受ける放送事業者、総合通信基盤局電波部移動通信課から免許を受ける特定ラジオマイク利用者連盟(音響事業者/以下、特ラ連)、エリア放送事業者などが参集。設立総会を開いた。規約、運用調整など実施規程などを定めるとともに、運用調整体制を立ち上げた。