テレビ事業を分社化 黒字化へ抜本的な対策 4Kでリーディング的地位を確立

摘要

ソニーは6日、東京都港区の同社本社で記者会見を開き、平井一夫社長兼CEOが7月1日をめどにテレビ事業を分社化すると発表。併せてPC事業を売却する方針も明らかにした。同社は2013年度のテレビ事業黒字化を必達目標に掲げてきたが、今期決算の結果、その達成は困難となった。そのために14年度黒字化へ向け抜本的な対策へ踏み切るため、テレビ事業分社化という策を採った。それでも「13年度は4Kテレビなどの高付加価値製品が高いシェアを獲得するなど、収益性は改善している」と強調。テレビ事業は良い方向に向かっていると話した。