パナソニック、後付可能な太陽光発電用ストリング計測技術開発欧州電気通信標準化機構の技術で無線計測システム実現

摘要

パナソニックシステムネットワークフは、太陽光発電所向けの無線型ストリング計測システムを開発した。太陽光発電所向けに初期導入のほか、発電開始以降の後付けも可能なシステムで2014年12月に販売を開始した。メガソーラーでパワーコンディショナ単位の管理は、太陽電池モジュール数が多くなり、万がーの不具合などの発見が遅れ発電ロスや現場での点検工数の負荷も大きいという課題があった。新たに開発したシステムは、モジュールを複数枚並べて直列接続した1つのプロックであるストリング単位に絞りこむことが可能となり、故障した太陽電池モジュールの早期特定、影や雑草などの外的影響の異常発見を早め、保守•メンテナンス作業の効率化が図れる。