エルピーダメモリ、台湾PSCとDRAM製造の合弁会社を設立: 台中に新工場を建設/最大投資額は1兆6,000億円規模に

摘要

エルピーダメモリは、台湾力晶半導体（Powerchip Semiconductor Corp＝PSC）とDRAM（記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリ）製造の合弁会社を設立する。2社が設立する新会社は、PSCが台中で建設中の300mmウエハ対応の製造設備を譲り受け、2007年7～9月に月産3万枚でパソコン用DRAMの生産をスタートする。初期投資額は1,600億円（400億台湾ドル）で、エルピーダとPSCが折半する。市場動向に応じて月産24万枚（300mmウエハ）に拡大する計画で、総額は1兆6,000億円に達する。