東京都におけるヒアリ対策

摘要

令和元年の東京港の外貿コンテナ取扱量(速報値)は451万TEUを記録し、前年比では減少したものの、22年連続で国内最多のコンテナ貨物を取り扱っています。また、ヒアリが既に定着している中国や台湾等からの輸入コンテナ取扱量も国内最高を記録しています。このように取扱貨物量が増加する中、平成29年7月、大井ふ頭内に蔵置されていた空コンテナから東京港で初となるヒアリが確認されました。その後、平成30年度にはヒアリは確認されませhでしたが、令和元年度には青海ふ頭や品川ふ頭においてもヒアリが確認され、東京都は環境省とともに計6回の報道発表を行うなど迅速な情報提供を実施するとともに、一般の都民向けに、SNSやチラシ等による注意喚起を行い、被害の防止に努めてまいりました。