無名の新人たちの“絕命展”は新しいファッションたりえるのか？

摘要

「ミキオサカべ」の坂部三樹郎デザイナーと「リトウンアフターワーズ」の山縣良和デザイナーの2人が監修し、渋谷パルコのパルコギャラリーで10月4〜14日に開催したファッションの展覧会「絶命展」。30人近くが参加したデザイナー•クリエーターは、坂部&山懸デザイナーの2人を除き、ほぼ無名の20代前半の若者ばかり。しかし同展は尻上がりに来場者数を伸ばし、最終的に4000人超が訪れた。さらに同展を見た関係者の誘いにより、12月3日には国立新美術館でファッションショーを行なうほどの反響を引き起こした。