令和元年東日本台風(台風19号)の被害及び復旧状況について

摘要

今回の被災でJSは大いなる教訓を得た。それは、令和元年東日本台風のような広域的かつ重大な災害では、事業団の対応にも限界があるということである。今までは、このようなタイプの災害はなかったし、また事業団が受託・建設を手掛ける施設もそこまで多くなかったということもあろうことから、過去の災害時には、被災した処理場やポンプ場の復旧のかなりのウェイトを事業団が対応してきた。