HACCP制度化と一般衛生管理の構築連載5一般衛生管理のトラブル事例(2)異物混入

摘要

異物の定義は、「本来その食品に含まれているべきでない物」であるが、異物混入が起こると、製造現場では新しい対策を追加することもある。しかし、やることばかり増えていくと手順が増えるばかりで対策の目的が十分に伝わらないので意味がない。ーつひとつの手順は、本来の目的を達成するために実施する内容が確実に行われていることが重要である。なぜ、上手くいかないのかをよく観察して、その根本的な問題を探していくことで解決策を見つけることがポイントである。異物混入が起こった後に安易な対策を増やすことのないように注意が必要である。