建物形状及び建物属性情報を用いた建物一致自動判定による建築物更新量の推計

摘要

都市活動に伴うマテリアルストックの動態を詳細に把握することは環境インパクトの評価に関連し，「持続可能な社会」に繋がる。地理情報から一棟一棟数え上げることによる推計方法では，青柳ら（2014)のように都市の詳細な分析が可能であるが，データの制約などから，推計範囲が狭いものが多い。本研究では，地理情報を用いて数え上げることによる推計範囲を拡大することを可能にする建物一致自動判定の手法を確立する。