中国で進む“石炭から再エネ”への流れ石炭火力の入札で日本完敗のケースも…自然エネ財団

摘要

自然エネルギー財団は、中国のエネルギー構造転換をテーマにしたレポートをまとめた。それによると、一次エネルギー消費では依然、化石燃料が大きな割合を占めているものの、2018年に石炭の割合が初めて6割を下回った一方、太陽光や風力などの自然エネルギーが全体の12%と大きく伸びた。同財団の王嘉陽-上級研究員は「中国では低炭素化に向けて一次エネルギーの消費構造に変化が起きている」と指摘する。