台湾での電力インフラ投資　台湾特有の巨礫地盤での地下管路建設工事

摘要

近年台湾においては産業の発展を目的とした電力安定供給とその質を向上させるために高圧電線の地rn下管路工事が数多く発注されている。中でも台北南部から台南までの西海岸にある工業区では多くのハイテク産rn業が発展し，今日の台湾経済を支える重要拠点となっている。台湾政府はこの地域の発展を促進すべく，台湾電rn力による高圧ケーブルの地下管路工事を推進している。その一方で台湾西海岸一帯の土質は台湾の急速な造山運rn動に伴って発生した巨礫地盤が存在し，地下工事が容易に進められない特殊な地域となっている。今回は世界でrnもあまり例のない特殊地盤における地下管路施工について報告する。