難燃処理木材の劣化外力を考慮した促進劣化試験方法に関する研究

摘要

JSTM 試験における試験体サイズが違うことによる大きな差は見られなかった。CCM 試験の結果では差がなかったため、60 サイクルではJSTM 法(小規模)が適用可能であると考えられる。乾燥方法の違いによるチャンバー法(小規模)とJSTM 法(小規模)では、JSTM 法(小規模)より促進劣化のほうが劣化作用が強い可能性がある。しかしCCM 試験における防火性能評価では、両方とも準不燃材料になった。なお、乾燥方法による差は今後検討する必要がある。