既存RC 造建築物の外付けフレームによる耐震補強工法の研究その14 低発熱型PCM を用いた外付けフレームの構造実験Ⅲ

摘要

本論で明らかにした事項を以下に記す。①J-23 試験体、J-24 試験体ともに柱梁主筋が接合部内で降伏した後の接合部破壊(斜め圧縮破壊)であった。柱梁接合部内の柱横補強筋は降伏が見られなかった。J-24 試験体に追加した柱梁接合部内の梁横補強筋にも降伏は見られなかった。