防衛用無人機システムの動向（Ⅱ）「航空無人機システム研究脚光状況および主要動向」

摘要

空域統合に関する政策的取り組みについては、今後FAA、ICAO の動きに注視していく必要がある。もともと米国では国防総省とFAAとが協議 を行うことで形成されてきた空域統合であるので、現状、航空無人機の運用が余り活発ではないわが国ではあるが、防衛省と国土交通省と が中心になり、空域統合の検討を行うことが望ましい。また技術的な取り組みとして衝突回避にかかわる技術開発が加速されている。セン シング技術や自律技術などでの研究開発が期待される。