重信川水系石手川　石手川ダム

摘要

愛媛県は，四国の北西部に位置し，西日本最高峰の石鎚山(標高1982m)を頂き，ほぼ東西に走る険しい四国山地が海岸線近くまで迫っており，北は瀬戸内海，西は豊後水道及び宇和海に臨む細長い陸地部と瀬戸内海に点在する大小200余りの島々からなる。四国山地からは，重信川，肱川等大小の河川が流れ出し，道前·道後平野及び大洲盆地などの平地を形成している。全体的にみると県土の大部分を険しい山地が占めている。主な都市は，東予地域に今治市，西条市，四国中央市，中予地域に松山市，東温市，南予地域に大洲市，宇和島市などがあり，県土面積5676.11km~2，人口137.4万人(平成28年11月現在)を擁する。