限られた時間で効率的に…: 技術士(上下水道部門)

摘要

私の所属する日本下水道事業団は、地方公共団体から委託を受けて、下水道事業に係る計画·設計·建設や維持管理の技術的援助を行うほか、技術開発や研修を行う組織です。業務には下水道事業に関する全般的な知識を要しますし、実際に多くの職員が技術士(上下水道部門、総合技術監理部門等)の資格を有しています。そのため、入社してキャリアを形成するにあたって、技術士を取得するのは自然と最初の大きな目標となりました。私は平成26年度に一次試験に合格し、2年の実務経験を経て平成29年度に二次試験を受験しました。なお、私は理系の大学院を卒業していますので、二次試験受験の資格要件のうち、「一次試験に合格してから監督者の下で科学技術に関する業務に従事した期間」として求められる4年から、2年を差し引くことができました。