施工時間を短縮する新たなライナーを導入

摘要

光硬化工法協会(佐藤敏明会長)は15日、愛知県豊橋巿のLCR技術センター内にこのほど完成した「アルファライナー」の製造ラインを関係者に公開した。アルファライナーは大口径自立管施工を可能とすべく、ドイツのリライン，ヨーロッパ社から技術導入し、日本巿場向けに開発したもの。主に光硬化性樹脂と耐酸性ガラス繊維で構成される更生材で、適用管径はø200〜1000(自立管はø200〜800)mmと、従来のシームレスライナーより200mm拡大する。また、UV硬化技術の向上等により硬化時間は、(ø800mm、厚さ15mmの場合46cm/分と、従来よりも大幅に短縮し、施工時間の短縮が可能となった。