ストック活用した浸水対策2市でFS調査

摘要

国土交通省は1日、今年度実施を予定している、ストックを活用した都市浸水対策機能向上のための実行可能調査(フイージビリテイースタデイー、FS調査)について、調査対象都市を神奈川県厚木市と愛知県岡崎市の2市に決定した。同省では、「ストックを活用した都市浸水対策機能向上検討委員会」の最終とりまとめ(26年4月)を受け、計画降雨を超える局地的な大雨等に起因する浸水被害に対応するため、既存ストックや観測情報等を活用した新たな雨水管理計画のモデル的検討に着手。4～5月にFS調査の実施自治体を募集していた。応募は十数件にのぼったが、ストックレベルや取り組みの習熟度等を踏まえ、厚木市と岡崎市の2市を選定した。