5つのセッションにより多様化する包装の最新動向を展望: 京都大学で第20回年次大会

摘要

日本包装学会は7月7～8日，京都市左京区の京都大学・百周年時計台記念館で「第20回年次大会」を開催する．昨今は消費者の価値観やライフスタイルに合わせた包装の多様化・高機能化・合理化がますます加速しているのに加え，環境面，安全・衛生面への関心も一段と高まっている．こうしたなか，学会活動をさらに活性化する必要があるとの認識から今大会は第17回大会（神戸大学開催）に引き続き関東を離れ，会場を京都大学とした．大会では材料，装置，加工　包装，環境・安全などのセッションでの口頭発表約50件，ポスター発表のほか特別講演，さらに東アジアの包装分野の研究者と日本の研究者によるパネルディスカッションなども行われる．