自然保護と地域密着型の施工

摘要

新地川は，群馬県の北東部に位置する沼田市利根町根利地先に位置し，袈裟丸山西斜面に源を発し，西を流れ，倉見川と合流して根利川と名前を変えて片品川に合流する一級河川である。また，新地川は流域面積21.6km~2，流路長9,700mであり，最延端までの平均勾配1/10，下流端では1/40の山地河川である。根利川では，昭和20年代に3度の台風により災害をうけ，昭和24年度により直轄砂防事業によって砂防施設の設置が進められている。