東名通行止めによる日本最大級の橋梁一括架設: 第二東名 駒門橋・御殿場JCT Bランプ第一橋

摘要

今世紀初頭の開通を目指して事業を進めている第二東名高速道路（以下「第二東名」）は，静岡県御殿場市において御殿場JCT（仮称）により現東名高速道路（以下「東名」）と接続される。この御殿場JCT付近では，第二東名の本線橋（駒門橋）およびランプ橋（御殿場JCT Bランプ第一橋（以下「Bランプ橋」））が東名上空を斜角をもって交差する橋梁として計画されている。このため，架設にあたっては東名を走行されるお客様への影響を極力少なくするよう，本線橋・ランプ橋ともに大ブロックー括架設工法を基本とし，「①鋼製ラーメン橋脚の一括架設」，「②上部工（鋼床版箱桁）の一括架設」という手順で，それぞれ東名高速道路を1夜間通行止めして架設する計画とした。