鹿角市における都市公園の整備: 長寿命化と省エネへの取組み状況

摘要

秋田県鹿角市（かづのし）は，昭和47年に花輪町，十和田町，尾去沢町，八幡平村の4町村の合併により誕生し，本年は市制施行40周年という節目の年を迎えている。 地理的には，秋田県の最北東部，北東北3県のほぼ中央に位置しており，東西20．1km，南北52．3kmと南北に長く，総面積は707．34m~2となっている（図-1）。 市内には，東北縦貫自動車道の鹿角八幡平，十和田の2つのインターチェンジがあり，北東北における観光拠点の一つとなっており，湯瀬，八幡平，大場といった各地で湧出する温泉や，十和田八幡平国立公園などの自然資源に恵まれた地である。