全国廃棄物•リサイクル行政主管課長会議を開催

摘要

環境省は，6月28日に東京赤坂のTKP赤坂駅カンファレンスセンターで，全国廃棄物•リサイクル行政主管課長会議を開催，各担当官から多岐にわたる行政説明が行われた。はじめにあいさつした室石泰弘大臣官房審議官は，災害廃棄物，指定廃棄物，第3次循環基本計画と3R,アジア地域への循環産業の展開，循環型社会形成推進交付金，浄化槽，PCB廃棄物の期限内処理，不法投棄対策，食品廃棄物の不適正な転売事案，各種リサイクル法，一般廃棄物処理計画の策定と運用の徹底，不用品回収業者対策と不法輸出への対応，廃棄物処理法の見直しなど幅広い行政課題に言及した。続いて，企画課から平成28年度予算や廃棄物処理法の見直し，廃棄物対策課からは，一般廃棄物処理計画の適正な策定と運用の徹処や循環型社会形成推進交付金，産業廃棄物課からPCB廃棄物特措法の改正内容と期限内処理に向けた取組みなどが解説された。今年4月に新設された災害廃棄物対策室からは，熊本地震や昨年の関東•東北豪雨への対応，さらには先の国会で成立した廃棄物処理法と災害対策基本法の改正内容が説明され，災害廃棄物処理計画の策定も求めた。その他，循環型社会推進室，リサイクル推進室適正処理•不法投棄対策室，浄化槽推進室からも説明が行われた。