新活性汚泥技術ーバチルス菌類に関して

摘要

これまで，約15年近く，バチルスに関して様々接点を見つけて研究に類する活動の所に持ち込み，1995年4月に新活性汚泥技術研究会を設立した。この切っ掛けとなったのは，伊那市のし尿処理施設一伊那中央衛生センターで，今まで再現されたことのない処理体系としての新技術開発が進み，この真相を説明現場に案内されこれまでの標準的な解説で古事，三重大学農学部の入江教授の所に持ち込み，共同研究していたが，この研究の結果，新たな技術は今迄注目されていなかった「バチルス」菌類が処理工程に主体的に関与し，これまでに実現しなかった良好な処理状況が進行するということを解明していた。