東北新許緑（八戸・新青森間），九州新幹線（博多・新ハ代間）の橋梁

摘要

整備新幹線は，昭和45年に制定された全国新幹線鉄道整備法（以下，全幹法）に基づき「基本計画」および「整備計画」が決定された新幹線鉄道である．全幹法に基づき決定された整備計画は，「北海道新幹線（青森市・札幌市間）」，「東北新幹線（盛岡市・青森市間）」，「北陸新幹線（東京都・大阪市間）」，「九州新幹線（福岡市・鹿児島市闇）」，「九州新幹線（福岡市・長崎市間）」の4路線5区間である．鉄道・運輸機構は現在，全幹法に基づく整備計画路線において，北海道新幹線（新青森・新函館（仮称）間），東北新幹線（八戸・新青森間），北陸新幹線（長野・金沢間），九州新幹線（博多・新八代間）および九州新幹線（武雄温泉・諌早間）の4路線5区間（延長約635km）の建設を行っているが，このうち平成22年12月4日に東北新幹線（八戸・新青森間），平成23年3月12日に九州新幹線（博多・新八代間）がそれぞれ無事に開業を迎えることができた．本稿では，開業を迎えた2路線2区間の工事計画と橋梁の概要について報告する．