バイオディーゼル燃料対応エンジンの研究開発（第1報）: バイオディーゼル燃料が最新型のディーゼルエンジンの排出ガス特性に与える影響

摘要

2005年2月に発効した「京都議定書」により，日本に対 しては，2008～2012年までにCO_2を代表とする温室効果ガ スの排出量を，1990年比で6 %削減する目標が設定される こととなった．しかしながら，日本のCO_2排出量は年々増 加の一途を辿っており，中でも運輸部門におけるCO_2排出 の増加率が大きいものの一つであることから，自動車から 排出されるCO_2低減が重要な課題となっている．