ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館、ギャラリー40

摘要

サウス・ケンジントンにあるヴィクトリア・アンド・アルバート博物館の敷地の南西角に置かれたギャラリー40は、この博物館の最大級のものであり、建築的にも特異な内部空間をもっている。面積1，600平方スクエア（約150m~2）の簡素なネオクラシックなギャラリーは八角形の平面を基本に平べったいドームのガラス屋根の下に4つの円形で深みのあるアルコーブを備えている。この空間は第一級と評価されたアストン・ウニッブによる1909年の増築部分の一画を占め、もともとは博物館の借用所蔵品を展示していた。