大都市郊外拠点駅:二子玉川駅

摘要

この地は、大山街道と多摩川と交差する「二子の渡し」の宿場町として興リ、その後、多摩川岸の割烹や料亭、川遊びをはじめとした行楽地として発展した。20世紀になると、1907年玉川電気鉄道(玉電)、1927年大井町線、1977年新玉川線(1969年に廃線ざれた玉電の代替)の開業にょリ交通結節点としての役割も担うようになった。また、1922年には二子玉川園(開業時名称は玉川第二遊園地)が、1969年に玉川高島屋S·Cが開業するなど、単なる郊外住宅地ではない、ある種の拠点性があるまちとして発展していくこととなる。一方で、1985年に二子玉川園は閉園、それに先立つ1982年に地元有志で遊園地跡地を含めたエリアでのまちづくリについて議論する「再開発を考える会」が発足、再開発に向けた機運が高まっていった。二子玉川東地区のまちづくリ方針は下記の3つである。