大都市ターミナル駅： 渋谷駅

摘要

渋谷にはJR東日本3線(山手線、埼京線、湘南新宿ライン)、柬京メトロ3線(銀座線、半蔵門線、副都心線)、郊外へ向かう私鉄3線(東急東横線、田園都市粽、京王電鉄井の頭線)が集中している。各駅の一日乗降客数の合計は、約325万人で東京のターミナルとしては2番目に大きい駅である。駅の東側には幹線道路環状5号線(明治通り)が南北に、南側には国道246号線が東西に走り、国道246号線の上には首都高速道路が高架で設置されている。この駅に接続する地域路線バスは一日64系統、3,550本、その利用者数は約94千人で，山手線の中でもバス利用者数が最も多い駅である。渋谷駅をとり囲むように東急電跌のデパート東急東横店(東館、中央館、西館)が立地している。いちばh古い東館は1934年に設置されたが、これはほかのターミナル駅に比べても早い時朗に立地したといえる。なお、西館は1954年、南館は1970年に開設されている。西北にせ置する広場は戦後の復興土地区,整理事業でつくられたもので「ハチ公広場」とよばれ、その前のスクランブル交差点は東京名所の一つであり、数多くの海外觀光客が訪れている。駅がある場所は地形旳には「谷」の部分であり、南北に走るJR線(1885年開設)は2階、地下鈇銀座線(1939年開設)は東側のトンネルからでてきて谷およびJRを超えて、駅ビル3階部分に駅が設置されている。東急東横線(1927年開設)はJRに並走するように駅2階部分から南、横浜へと向かっていたが、東京メトロ副都心線の整備に合わせて東側明治通リの下に移設された(2013年)。この線は既設の東京メトロ半蔵門線の下をくぐるので地下3階部分に相当する位置にある。結果として、渋谷駅は地下3階から地上3階までの棄り換えが必要な非常に複雑な立体構造の駅となっている。