5.ウエットクリーニング表示の現状と課題

摘要

新JIS表示にゥエツトクリーユング記号が導入され，旧JIS表示では表現できなかった「業者による水洗いができる」という情報を，消費者およびクリーニング業者に対して提供できるようになり，早一年が経とうとしている.夏前までは，思ったほどウエットクリーニング表示を目にしなかったが（新JIS表示施行後間もないことと，冬物•春物が中心であったためであろうか），夏を経過して，夏物衣料がクリーニング現場に持ち込まれるようになり，明らかに様相が変わってきている.