对既有肯定用法又有否定用法副词的考察——以「さつぱり」「とても」「まるで」为中心

摘要

本研究以现代日语中既能用于肯定句,又能用于否定句的副词为研究对象,针对「さっぱり」「とても」「まるで」三副词进行了探讨。考察了它们各自在肯定句用法,否定句用法的特点,并阐明三副词的肯定用法与否定用法的不同,还对三副词在肯定句与否定句用法中的连续性进行了探讨。由于三个副词均非单—性质的副词,都兼有两种以上副词的功能,故本论文还阐明了三副词各用法间的派生关系。
　　 在肯定句中,「とても」是纯粹的程度副词,而「さっぱり」有情态副词功能,其程度副词功能是从情态副词派生的用法。「まるで」既有陈述副词的功能,也有程度副词的功能。作为程度副词时,「さっぱり」「とても」「まるで」三个副词都表示达到接近极端程度,但与此同时,「さっぱり」还兼有情态副词的功能,「まるで」则兼有陈述副词的功能。在意思上,「さっぱり」表示“毫无保留,彻彻底底”。而「まるで」则表示样态上的相似,相似性达到接近极端程度。
　　 在否定句中,「さっぱり」既有陈述副词的功能,也有程度副词的功能。在发挥陈述副词功能时,其带有消极的评价,发挥程度副词功能时则表示动作频度为零,表达全部否定的意思。在否定句中,「とても」发挥陈述副词功能,表示预想中的事情不可能实现。「まるで」则发挥程度副词的功能,对想象、状态、预想的内容、动作频率等进行全盘否定。关于三个副词的肯定用法与否定用法的连续性,本论文也进行了考察.
　　 经探讨得知,情态副词是「さっぱり」的基本用法。肯定句与否定句中,「さっぱり」都具有程度副词和陈述副词的功能,但否定句中的程度副词用法是从肯定句用法中派生出来,而肯定句用法中的陈述副词用法则是从否定句用法的陈述副词功能派生而来的。「とても」原是用于否定句中的副词,表达陈述态度。后来经过变化,变成可以用于肯定句的副词,表达程度的限定。在肯定句中,「とても」具有程度副词的功能,在否定句中,「とても」具有陈述副词的功能。可以判断,肯定句中的用法是从否定句用法演变而来的。经考察得知,作陈述副词表“比况”是「まるで」的基本用法,若重点放在比况的相似性上时,就会衍生出程度副词的用法。经考察,「まるで」的肯定用法是从肯定用法中派生而来的。

目录

文摘

英文文摘

序論

1 先行研究及びその問題点

1.1 副詞の分類に関する先行研究

1.2 肯定·否定表現上副詞の関係に関する先行研究

1.3 個別研究

1.4 その問題点

2 本研究の目的と研究方法

第一章 肯定構文における「さっぱり」「とても」「まるで」

第一節 肯定構文における「さっぱり」の共起对象上意味機能

1.1 「(と)する」と共起する場合

1.2 動詞と共起する場合

1.3 形容詞と共起する場合

1.4 「さっぱり」の新用法

第二節 肯定構文における「とても」の共起对象上意味機能

2.1 形容詞、形容動詞と共起する場合

2.2 動詞と共起する場合

2.3 名詞と共起する場合

2.4 情態副詞と共起する場合

第三節 肯定構文における「まるで」の共起对象上意味機能

3.1 「ょらだ」/「みたいだ」などと共起する場合

3.2 形容詞と共起する場合

3.3 異同闋係概念を含む語彙と共起する場合

第四節 三者の異同

第二章 否定構文における「さっぱり」「とても」「まるで」

第一節 否定構文における「さっぱり」の共起对象と意味機能

1.1 形容詞の否定形と共起する場合

1.2 動詞の否定形と共起する場合

第二節 否定構文における「とても」の共起对象と意味機能

2.1 「ない」と共起する場合

2.2 動詞の否定形と共起する場合

第三節 否定構文における「まるで」の共起对象と意味機

3.1 「ない」と共起する場合

3.2 動詞の否定形と共起する場

3.3 内的状態動詞と共起する場合

第四節 三者の異同

第三章 三副詞の基本用法および肯定用法と否定用法の連(続)性

第一節 「さっぱり」の基本用法および肯定用法上否定用法の連(続)性

1.1 基本用法

1.2 「さっぱり」における肯定用法と否定用法の連(続)性

第二節 「とても」の基本用法および肯定用法上否定用法の連(続)性

2.1 基本用法

2.2 肯定用法上否定用法の連(続)性

第三節 「まるで」の基本用法および肯定用法上否定用法の連(続)性

3.1 基本用法

3.2 「まるで」における肯定用法と否定用法の連(続)性

(終)章 結論

1 本研究のまとめ

2 今後の課題

参考文献

めとがき

后记