中敷きを用いた長期運動特性の定性的な解析方法

摘要

靴の中敷きは，紀元前3500年頃から藁を用いて使われていた．中敷きは，足底部と靴によって挟まれ，踏み抜き防止，衝撃緩衝，吸湿・防臭・防汚，防滑，姿勢・動作の矯正などを目的として用いられている．中敷きは，様々な影響により足底部の痕跡を残すことは一般的に知られていることである．足底部にかかる客観的な力の分布は，足圧分布計，Smart Insoleなどで計測される．