GBS理論に基づく小中学生向け情報モラル教材の設計に向けて

摘要

スマートフォンに代表される情報機器が世の中にあふrnれかえる中，情報モラルへの意識を高めることは喫緊のrn課題である．本稿では，小学生・中学生を対象に，GBSrn（ゴールベースシナリオ）理論を用いて身の回りの情報モrnラル・セキュリティを学習するための教材開発を目指す．rnここでGBS 理論[1] とは，「失敗することにより学ぶ」rnという経験を疑似的に学習することが可能な教材を作成rnする教育理論であり，シナリオ文脈（使命・カバーストーrnリー・役割），学習目標，シナリオ操作，シナリオ構成rn（フィードバック・情報源）から構成される．