育児をする共働き両親が、幸福に暮らすためのデザイン: 家族のビジョンの活用の提案

摘要

本研究の背景は、90 年代を境に逆転した専業主婦世帯数と共働き世帯数は、今や共働き世帯が過半数を大きく上回っている。これに伴い、共働き世帯の子育ては社会問題化するが、待機児童問題を筆頭に、行政・民間のサポートは徐々に整い始めている。しかし、それにも関わらず共働き両親が幸せだという話を聞く機会は少ない。