デフォーマブルミラーを用いた 光学系の収差推定に関する研究

摘要

小型衛星を用いた高分解能の地球観測が求められ ている．光学系の分解能の向上とSN 比の向上におい て，口径を大型化する必要があり，先進的なミッショ ンでは1m から数m にもなる．宇宙望遠鏡では，鏡 を用いた反射光学系が用いられることが多いが，1 枚 鏡で口径を大きくするには，製造技術，コストの点で 限界がある．より大きな口径を実現するために，複数 の小型の鏡を組み合わせて大型の主鏡を構成する 様々なセグメント鏡が研究されている1-4)．