UR?住民?行政にとる三者協議と派生した住民活動の継続性に着目した団地建替え事業の手法に関する研究: 多摩平団地の三者勉強会による建替えを対象として

摘要

継続性の要因となったのは以下の点である。1)「手法的要因」、ワークショプなどの住民参加と共に、段階的な建替え計画により計画の中に新たな意見をフィードバックできたこと。2) 「活動的要因」、三者の要望を取り入れた建替え計画とそれにともなった協働関係により、住民の活動が派生したこと。3) 「空間的要因」、「集会所」や「多摩平の森」のような「目的共有空間」があったことがあげられる。