金沢総合車両所電子連動機における連動変更作業の軽減化について

摘要

以上の方法により、北陸線移転切替のための連動変更を、連動データROMの交換を伴うことなく 実現できる見通しを得た。また、その他同様の手法を活用することにより、その後予定されている留 置線の増設に関する連動変更も連動処理部データのROMの交換を伴わずに実現できる見通しを得て おり、実質的には当初（使用開始時）に投入した状態で、最終形までの連動変更を行える予定である。 これによりコスト面や工程面からも多大な省略が行えた。また切替当夜の検査内容についても、新設 設備の照合検査程度で良いので、大幅な短縮が可能となった。