重回帰分析を用いた地中熱利用空調設備の計画手法

摘要

地中熱ヒートポンプの1次側(採熱出力）と2次側（冷暖房出力）を、別々に重回帰分析を行い、ボアホールが許容できる空調負荷容量やCOPを算出する計画手法を構築した。また、この手法を用いて、ボアホーレ〜ヒートポンプ間の影響を検討し、バッファタンクや横引き配管の影響で、地中熱利用空調の効率を改善できる可能性があることを示した。